探偵は、どんな方法で浮気の証拠をつかむの?
探偵が浮気の証拠をつかむための調査方法は2つです。
1.尾行
気がつかれずにご主人と浮気相手のあとをつけて行動を観察して、浮気の証拠を撮影します。
気がつかれないためと見逃さないために、二人以上の調査員でチームを作り尾行します。
2.張り込み
気がつかれないように、ご主人と浮気相手を見張ります。
プロの探偵の浮気の調査方法は、尾行と張り込みという地味な方法です。
探偵の調査方法は、尾行・張り込みと聞き込みの3つがありますが、 浮気調査の場合は聞き込み調査は、ほとんど行われません。
なぜ探偵は、尾行・張り込み・聞き込みの3つの調査方法しかしないの?
2007年6月に「探偵業の業務の適正化に関する法律」(探偵業法)ができました。
法律で定められた範囲での調査は、聞込み、尾行、張込みです。
それ以外の調査は違法になり、探偵だけでなく依頼した人も罪を負わなければならなくなることもあります。
3つだけの調査方法で、法律に違反しないでしっかりと浮気の証拠をつかむことができるのが信頼できる探偵です。
探偵行法の中に探偵業務の定義があります。
「探偵業務」とは、
1,他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として
2,面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い
3,その調査の結果を当該依頼者に報告する 業務をいいます。
この探偵業務を行う営業を「探偵業」といいますが、専ら放送機関、新聞社、通信社その他の報道機関の依頼を受けて、その報道の用に供する目的で行われるものは除かれます。
探偵は、警察官と違うので特別な捜査などはできません。
もしあなたが法律上問題がある調査を、信頼できる探偵に依頼した場合は断られるだけなので問題はありません。
違法な調査をする探偵の場合は、法律上問題があっても調査をしてしまい、その責任があなたにふりかかって罪を問われてしまうことがあることもあります。
なので探偵選びは、絶対に失敗しないでくださいね。
ご主人が浮気をしているという状況に置かれれば、誰でも取り乱して変な依頼をしてしまうかもしれません。
もし探偵から違法な浮気の調査方法を提案されてしまったら、わからないで依頼してしまいますよね。
このサイトで紹介している探偵事務所は、違法な浮気調査はしないので探偵選びの参考にしてくださいね。
信頼できる探偵ならやらない違法調査って?
・旦那さんの車にGPSを取りつけて、行き先を突き止める。
・浮気相手のマンションに無断で侵入して調べる。
・ご主人と浮気相手を別れるようにする別れさせ屋工作 や復讐工作・電話番号や携帯番号から個人や住所を割り出す。
・預金口座やクレジットカードの調査。
・住民票や戸籍謄本などをとること。
などです。
裁判でも勝てる浮気証拠は、ご主人と浮気相手に肉体関係があるということが証明できるものなので、冷静にそれだけを手にいれることだけを考えてくださいね。
慰謝料を請求するためには、ご主人と浮気相手に肉体関係があるということが証明できるものがあればいいのです。
もしあなたの気が変わって、夫婦関係を修復させるという道を選んだとしても、動かぬ浮気の証拠ならご主人に釘を刺すことができます。
浮気調査の探偵費用はいくらかかる?
このサイトで紹介している探偵事務所の浮気調査料金システムは、探偵事務所ごとに紹介していますが、こちらではよくある3つのパターンを紹介します。
時間料金制
浮気調査を実際に行った時間で料金がかかるようになっているので、わかりやすい料金体制です。
時間料金制の探偵事務所で浮気調査を依頼した場合に実際かかる費用は、 基本料金+延長料金(+必要経費)になります。
時間料金制のデメリットは、浮気調査に時間がかかってしまう場合は割高になってしまうことです。
パック料金制
浮気の証拠をつかむための調査時間や経費をあらかじめまとめて割引をした料金制です。
時間料金制に比べて1時間あたりの料金は安くなっていることが多くお得ですが、短い調査時間で浮気の証拠が掴めた時は割高になります。
成功報酬制
成功報酬制では最初に着手金払い、調査が成功したら成功報酬を払う料金体制です。
この成功報酬制は、行方調査に使われている方法です。
浮気調査で成功報酬制の料金システムの場合は、なにを【成功】というのか、あなたと探偵事務所の間で誤解のないようしっかりと確認してくださいね。
浮気調査での探偵費用でトラブルが起きやすいのは、成功報酬制です。
頼む方は、「裁判で使える浮気の証拠をつかむこと」が成功だと思ってしまいますよね。
探偵事務所にとっては「調査した日に浮気をしていなかった。」「浮気調査をした日に、女性と会っていた。ラブホテルに入ったかはわからない。」でも成功です。
浮気調査の料金の相場は?
結論からいうと調査員2名で1時間、15,000〜20,000円が目安です。《行動調査(素行や浮気の調査)料金の平均像(適正料金アンケート結果より)》
浮気調査の費用が高くなる2つの料金システムはこれ!
稼働計算型
探偵事務所で「1稼働8万円」と表示されていた場合。
7時に、ご主人が家から出て会社に着くまで尾行して浮気調査をします。(2時間)
17時にご主人の勤務が終了して会社から家につくまでを尾行して浮気調査をします。(2時間)
この場合だと4時間なので1稼働8万円で計算すると1時間あたり2万円です。
それなりの値段なので納得できますが、 1稼働は連続した時間なので、たとえば1稼働が5時間だとしたら2稼働分になってしまい16万円になります。
そうすると浮気調査に1時間4万円となってしまいます。
浮気調査の探偵費用の目安、調査員2名で1時間、15,000〜20,000円の2倍はかかってしまうことになるので気をつけてくださいね。
人数単価計算型(追加請求型)
調査員1人あたりの時間料金で宣伝している探偵事務所も、浮気調査の費用が高くなってしまうことがあります。
浮気調査は、調査員2人以上で調査します。
ご主人を尾行しているだけなら調査員2人で間に合いますが、ご主人と浮気相手が会って、いよいよ浮気の証拠をつかむ時になると調査員2人では足りないので調査員を増やします。
調査員1名1時間6,000円と宣伝していても、そのときは調査員が5人必要です。
ラブホテルにご主人と浮気相手が出入りしている写真をとる場合に、3時間かかってしまうとなると 6,000円×5人×3時間で90,000円かかってしまいます。
ご主人を尾行している時は、調査員2人。
6,000 円×2人×1時間=12,000円
ご主人と浮気相手が会って、いよいよ浮気の証拠をつかむ時 調査員5人。
6,000円×5人×3時間=90,000円
ここまでで102,000円。
車両費と機材費が別にかかります。
さらに基本料金、日次経費×日数、報告書・交通費と宿泊費などが追加されます。
探偵事務所の浮気調査の料金は、見積もりをとってみないとわからなりません。
必ず複数の探偵事務所の見積もりをとって、追加料金がかからないか、追加料金がかかる場合はどういう時か、確認してから契約してくださいね。
探偵事務所選びに失敗しないために注意したい4つのこと〜無料相談から契約まで〜
探偵事務所は住所地にちゃんとある?
メールや電話で無料相談をしたあと、実際に探偵事務所の専門スタッフと会います。
あなたが抱えている不安や心配事の相談、そして浮気調査が必要ならば、どんな手法で浮気調査をするか、料金などの説明を受けます。
このときできるだけ探偵事務所まで行って相談することを、おすすめします。
信頼できる探偵事務所の条件は、探偵事務所の住所地にちゃんと事務所があることです。
探偵業法でも、決められていることです。
悪徳な探偵業者は、実際いってみると住所地に事務所がありません。
何かトラプルがあった場合に、住所地に事務所がなかったら連絡も取れなくなってしまいます。
なので探偵事務所と契約するの前に、探偵事務所が住所地にあることを確認してくださいね。
仕事や子供の都合などで、どうしても探偵事務所まで行けないこともありますよね。
その場合は、あなたの都合のいい場所と時間に合わせて専門スタッフが来てくれます。
このサイトでは、住所に探偵事務所があることを確認してあるので安心して参考にしてくださいね。
探偵事務所の相談員と調査員は信頼できる?
旦那さんの浮気に直面しているあなたは、不安やたくさんの心配事を抱えてしまって混乱しています。
不安や心配事を話しやすいか、うまく説明できなくても根気よく聞いてくれるか、質問に丁寧に答えてくれるかを無料相談の時にチェックしてください。
相性が悪そうと思ったら,担当者を替えてもらうか、断ってくださいね。
あなたは、かなり強いストレスにさらされています。
人生の大変な時に相性が悪いかなと感じている探偵事務所で、さらにストレスをかける必要はありません。
契約を急かされてない?
最低2つ以上の探偵事務所で無料相談をして見積もりをとるというのは、やっぱりめんどくさいですよね。
特に大変な時、「すぐ決めたい!」というのが本音なのは当たりまえです。
あなたの「すぐ決めたい!」気持ちにつけいり不安をあおり、他の探偵事務所の見積もりを取らせないで契約させる手口にのらないでください。
探偵事務所も相見積もりをとられるということはわかっています。
引っ越し見積もりを思い浮かべていただければいいかと思います。
引っ越しの時に、数社で見積もりをとって、荷物を丁寧に運んでくれそうか、ダンボールはもらえるか、料金はいくらかを比較すると思います。
探偵事務所も同じです。
引っ越しサービスを依頼する時は、最終的に納得して依頼しますよね。
その感覚で探偵事務所も依頼してください。
契約するときに、ちゃんとした手続きをしている?
探偵業法では、「重要事項の説明」など法令に基づいた手続きをしなければいけません。
契約時における探偵業者の義務
探偵業務に係る契約の適正化を図るため、依頼者側の問題に関する義務と探偵業者側の問題に関する義務が定められています。
書面の交付を受ける義務
探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、依頼者から、調査結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他違法な行為のために用いない旨を示す書面の交付を受けなければなりません。
(法第8条第1項)
1 探偵業者の商号、名称、氏名、住所、代表者の氏名(法人の場合) 2 「探偵業届出証明書」に記載されている事項 3 個人情報の保護に関する法律、その他の法令を遵守するものであること。 4 秘密の保持に関すること。探偵業務に関して作成した文書・写真等の不正利用の防止に必要な措置に関する事項 5 提供することができる探偵業務の内容 6 探偵業務の委託に関する事項 7 探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が支払わなければならない金額の概算額及び支払時期 8 契約の解除に関する事項 9 探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関する事項 重要事項の説明義務等
また、探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結したときは、遅滞なく、下記に掲げる事項について当該契約の内容を明らかにする書面(契約後書面)を当該依頼者に交付しなければならないと規定されています。
(法第8条第2項)
1 探偵業者の商号、名称、氏名、住所、代表者の氏名(法人の場合) 2 探偵業務を行う契約の締結を担当した者の氏名及び契約年月日 3 探偵業務に係る調査の内容、期間及び方法 4 探偵業務に係る調査の結果の報告の方法及び期限 5 探偵業務の委託に関する定めがあるときは、その内容 6 探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が支払わなければならない金銭の額並びにその支払の時期及び方法 7 契約の解除に関する定めがあるときは、その内容 8 探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関する定めがあるときは、その内容
探偵業者は、契約を締結したときは、依頼者に対し契約の内容を明らかにする書面を交付しなければなりません。
依頼する探偵事務所が、ちゃんと手続きを行っているかチェックしてくださいね。